送られてきたのは、次のような白い紙の薄いパッケージで、パッケージの中には、青い紙のケース(上の写真)に収納されたDVDが入っています。青い紙のケースには、COAラベルが貼付され、ラベルにプロダクトキーが記載されています。 白い紙のパッケージには「システムビルダーの方がこのパッケージを開封される場合」「OEMプレインストールツールを使い、組立て済みのコンピュータシステムのハードディスクにソフトウェアをプレインストールしておく必要があります」とのラベルが貼ってありますが、OEMプレインストールツールをどこで入手するのかなど全く説明はありません。赤いシールに「個人的な用途のためにこの製品をお買い上げの方へ」という説明があるので、システムビルダー向けの製品を個人にも販売していることが伺えます。 Professional以外のWindows 7搭載パソコンは2014年10月末で製造を終了していましたから(Professional以外の各エディション搭載パソコン、2014年10月末で製造終了、各エディション)、このDSP版も在庫整理の段階に入っていたのかもしれません。 ところで、OEMとDSPという似たような言葉があって混乱しますが、マイクロソフトが直接販売する製品版の Windows 以外は、すべてOEM製品に分類されます。したがって、DSP版も、OEM製品の一種です。ただ、一般にOEM製品とは、大手メーカーのパソコンにプレインストールされた Windows を指すようです。DSP版はシステムビルダー向けのプレインストール用 Windows です。システムビルダーとは、自社ブランドのパソコンを販売しているパソコンショップのことを指すようです。 このDSP版は、プレインストール以外にも、パソコン部品と一緒であれば個人でも買えました。さらに、2014年1月11日からは、DSP版単独でも買えるようになっていました( ドスパラ/新型DSP版 Windows7は単品購入が可能に!)。 さっそく、パッケージの赤いシールを開封して、 Windows7 をインストールすることにしました。 パソコンを起動したら、「Del」キーを押し続け、バイオス画面を開き、DVDドライブを1番目のブートドライブにし再起動。画面の表示にしたがって、インストールプログラムを起動させ、「Windows Setup」をクリックしました。 しかし、次のような画面で作動は止まってしまいます。何度やり直しても、結果は同じです。そこで、この画面のまま放置しておくと、忘れたころに再稼動し、次のステップへ進みました。 クリーンインストールしたいので、「新規インストール」をクリックします。 次に、パーティションの「削除」をクリックします。 すると、パーティションを削除しても良いか確認してくるので「OK」をクリックします。 次に、新規パーティションを作成し、インスト−ルを始めます。 インストールの処理が始まり、無事終了しました。Windows を起動し認証も無事通りました。 ●2度目の認証もすんなりとパス 無事、Windows7 をインストールしましたが、1号機のシステム用SSDは32GBなので、Windows だけで、ほぼ容量いっぱいになってしまいました。そこで、1号機を Windows XP に戻し、(Windows 8 をインストールしていた)2号機に、Windows7 をインストールしなおすことにしました。 2号機に Windows7 をインストールすると、途中で止まることなくすんなりと操作は終了しました。こちらの方が、パワーもあってマザーボードも新しいからかもしれません。そして、認証も次のように一発ですんなり通りました。デバイスはすべて違っているのに電話認証を要求されることはありませんでした。
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