もっとも、単にスマホページを作るだけなら、PCページと同じフォルダーにスマホページを作るのがもっとも簡単です。 たとえば、「スマホページを作る(1)モバイルフレンドリーとは」のPCページのURLは次のようになっています。 http://rokugadb.html.xdomain.jp/pc/hp/sumaho-1/body.html これに対応するスマホページのURLは次のようになっています。 http://rokugadb.html.xdomain.jp/pc/hp/sumaho-1/mb-body.html つまり「sumaho-1」というフォルダーにPCページ(body.html)とスマホページ(mb-body.html)を作り、アップロードしてあるのです。こうすれば、画像ファイルなどは共有できます。 次のように、PCページのタイトル(上部)とリスト(右部)は、インラインフレームで外部データを表示させているだけなので、このページのデータは本文部分のみです。あらかじめ、スマホページの雛形を作っておき、PCページの本文データを貼り付け、画像サイズなど手直しすれば、割とたやすくスマホページが出来上がります。 しかし、この方法では、PCページとスマホページが、PCとスマホそれぞれに表示されてしまいます。PCにはPCページが、スマホにはスマホページが自動的に表示されるようにしておく方が親切です。 そのためには、まず、(1)PCサイト内にスマホサイトを作り、次に、(2)「.htaccess」で、それぞれを相互に転送できるようにする必要があります。 (1)PCサイト内にスマホサイトを作るのは、とても簡単です。 (index.htmlを置いてある)親フォルダー(ルートディレクトリ)に、スマホサイト用のフォルダー(たとえば、_sp)を作り、そこに、index.htmlを含め、PCサイトのすべてのデータをコピーします。そして、すべてのhtmlファイルをスマホページ用に修正すれば、スマホサイトが出来上がります。サイト全体では、2つのindex.htmlが存在しますが、別に問題はないようです。「_sp」フォルダーは、一種の独立自治区のようになっています。 PCサイトのindex.htmlのURLは次のとおりです。 http://rokugadb.html.xdomain.jp/index.html スマホサイトのindex.htmlのURLは次のとおりです。 http://rokugadb.html.xdomain.jp/_sp/index.html スマホサイトのhtmlファイルからは、PCサイト内の画像ファイルを参照表示できないので、スマホサイト内にも同じ画像ファイルをコピーする必要があります。 (2)「.htaccess」で、それぞれを相互に転送できるようにするには、 ルートディレクトリの「.htaccess」ファイルに、次のデータを挿入します(リダイレクトだけじゃない!スマートフォンサイトを作ったら設定するべき3つのこと)。
以上の(1)(2)の処理を終え、アップロードを済ませ、スマホで、アドレスバーに次のURLを入力しました。 http://rokugadb.html.xdomain.jp/index.html すると、次のページが表示されました。うまく、転送できたようです。 次に、モバイル フレンドリーテストでPCページのURLを入力すると、スクリーンショットにスマホページが表示され、「このページはモバイル フレンドリーです」という結果となりました。うまく転送された結果、「モバイル フレンドリー」となったようです。 ただし、スマホサイトを完成しない間に、転送設定にしてしまうと、(スマホではPCページが表示されないので)スマホページが出来ていないデータはスマホでは表示できなくなってしまいます。したがって、転送設定のタイミングには注意が必要です |