パソコン / Linux
 今のところ Mint がベストの Linux 

●いずれもWindows には劣る   
 Ubuntu、Puppy、Bean とLinux系OSを試してみましたが、操作性や処理速度では、いずれもWindows XP、7、10には劣ります。現在、Windows XP、7、10を使っているのなら、あえて、これらのLinux系OSをインストールする必要はないと思われます。
 ただし、Windows がどんどん使いにくくなっていることを考えると、Windows に代替できるOSとして、Linuxの可能性を検討してみる必要はあります。
 そこで、今度はLinux Mint をインストールしてみました。

●種類が多過ぎて良く分からない  
 Linux Mint 日本語支援サイト によると、Linux Mint には、Cinamon、MATE、 KDE、Xfce、LMDE 2 の5種類があり、さらに、それらには、Ubuntu と Debian の2系列があるそうです(Linux Mint の種類)。
 こんなに種類が多過ぎては、全く訳が分からなくなってしまいます。
 そこで、取りあえず代表的とされている、MATE (64-bit) をインストールすることにしました。

●インストール方法は、Ubuntu とほぼ同じ 
 インストール方法は、Linux Mint のインストールに簡単な説明があります。
 UNetbootin を使えば、USBメモリーにインストールすることもできます。ISOファイルをインストールしたUSBメモリーから(バイオスでUSBメモリーをブート1番目にしておきます)パソコンを立ち上げると、Linux Mint が起動します(下図、クリックで拡大)。
 しかし、これは、いわばお試し版で、ファイルの保存はできませんし日本語化もされていません。本格的に使うためには、「Install Linux Mint」をクリックし、フルインストールする必要があります。インストール方法は、Ubuntu とほぼ同じです(パソコン/Ubuntuをインストールしてみた)。  
 

●日本語化は手動で 
 Linux Mint の日本語化は手動で行わなければなりません。
 Linux Mint の日本語化によると、「ターミナルを起動し、次のコマンドを実行します」とありますが、「ターミナル」がどこにあるのか、戸惑ってしまいます。 
 「ターミナル」は Mac OS で使われている用語で、Windows の「コマンドプロンプト」に当たります。これは、コマンドを入力し、OSの操作や設定を行うためのツールです。Linux Mint の「ターミナル」は、タスクバーの、「Menu」の右3番目の黒っぽいアイコン(下図、クリックで拡大)をクリックすれば起動します。 

 Linux Mint の日本語化によると、「$ sudo apt update」などのコマンドを入力するとなっていますが、入力するのは、「$ 」の付かない「sudo apt update」です。コマンドプロンプトと同様に、コピーペーストを使えば、キーボードでの入力は省略できます。コマンドを入力し「Enter」をクリックすれば、自動的に処理が実行され、処理が終了すれば、次のコマンドを入力するというのも、コマンドプロンプトと同じです。
 要するに、コピーペーストを繰り返せば良いだけで、プログラムの特別な知識は必要ありません。にもかかわらず、そのような説明を省略しているから、Linuxへの敷居が高くなっているように思われます。
 日本語化が終了すれば、Linux Mint の「ようこそ」画面が表示されます(下図、クリックで拡大。上の図も日本語を済ませたLinux Mint のデスクトップ画面です)。FireFoxも日本語化されています。

 Linux Mint からは、Windowsのパーティションを認識し、ファイル操作もできます(下図、クリックで拡大)。逆に、Windows からは、Linux Mint のパーティションを認識しできません。 


●ブートを Windows が優先に変更
 Windows と Linux Mint は、デュアルブートになっていますが、ブートは Linux Mint が主役なので、ブートメニューで Windows を選ばなければ、Linux Mint が起動してしまいます。そこで、Grub Customizer でブートローダーをGUI編集、デュアルブートを快適に。を参考に Windows が優先するように変更してみました。
 ターミナルを起動し、コマンドを入力し実行すると、Grub Customizer というプログラムがインストールされます。Grub Customizer のアイコン(下図、クリックで拡大)をクリックすると、Grub Customizer が起動します。
 起動したら、「一般」タブをクリックし、デフォルト起動や自動起動の秒数を設定します(下図、クリックで拡大)。


●Windows 7 と同程度の機能性
 Linux Mint の操作性や処理速度は、Windows 7 とさほど変わりません。起動時間は、Windows 7 より少し速いぐらいです。つまり、Windows 7 と同程度の機能性があるといえそうです。したがって、今のところ Mint がベストの Linux と思われます。
 問題は、使用可能なアプリケーションソフトの種類と性能です。
2016/7/13