パソコン / ソフトウェア
 ウェブブラウザ、用途によって使い分け
2020/5/13 
 Net Applicationsによると2020年3月のデスクトップブラウザのシェアは次のとおりだそうです(ChromeとEdgeが増加 - 3月ブラウザシェア)。

 Chromeが断トツのシェアを誇り、Edge、Firefox、Internet Explorer、Safariが、どんぐりの背比べ状態で続いています。
 ウェブページ(PCのディスクにあるhtml文書のことです。文字通りウェブ上にある文書は編集できません)を編集するのに便利なので、もっぱらFirefoxを使ってきましたが、64ビットのWindows7を搭載したPCで、Firefoxを使って動画ページを見ていると、頻繁にマウスがフリーズするようになりました。
 そこで、Chromeを使って見ると、軽くて反応が速いです。やはり、シェアを広げているだけの理由はあると思います。ただし、動画ページを見ていると、頻繁にマウスがフリーズするという現象はChromeでも起こるので、原因はブラウザ以外にあるのかもしれません。
 なお、32ビットのWindows7搭載のPCでは、Firefoxでマウスがフリーズする現象は起こっていません。
 Firefoxがウェブページを編集するのに便利なのは、「ページのソース」を任意のエディタ(たとえばEmEditor Free)で開くようにできるからです(その設定方法は、Mozilla Re-Mix参照)。
 Firefoxをこのように設定しておくと、次のような「社説」のフレームページ(フレームはスマホに親和的参照)の各フレームを右クリックして、EmEditorを立ち上げ、ソースを同時並行で編集できます。もちろん、それぞれのファイルをEmEditorで開けば済む話ですが、その手間がすごく煩わしいのです。

 また、ユニークなブラウザとしては Blisk があります。
 これは、ウェブページ(特にスマホページ)編集に特化したブラウザです。このブラウザでは、ウェブページがスマホでどのように見えるかを確認できます(ただし、1日30分の使用制限があるので、この機能はすぐに使えなくなります。PR用のお試し版といったところでしょうか)。
 たとえば、次のように、NHKニュースのページを開き、スマホ画面も表示させることができます。PC用ページがスマホ用に切り替わっているのが分かります。スマホ画面を表示させる端末は、タブレットも含め様々の種類のものが選べます。

 次のように、このサイトのスマホ用トップページが、スマホ画面で実際にどのように見えているのかも確認できます。ただし、上述のように使用制限があるので、モバイル フレンドリーテスト の方が実用的かもしれません。

 1号機(32ビットのWindows7搭載のPC)は、ウェブページ編集に使っているので、もっぱらFirefoxを使っています。一方、2号機(64ビットのWindows7搭載のPC)は 、動画を見ることが多いので、Chromeも併用するつもりです。
 以上のように、ウェブブラウザは用途によって使い分ければ良いと思います。