電源ボタンが反応せず、起動できなくなったので廃棄しようと思っていましたが、裏蓋の電源ボタン部分(赤丸)にプラスティックの板を小さく切って貼り付けたら、正常に反応するようになりました。 さらに、バッテリーがかなりへたっていたので、BP-FT142A 互換バッテリー(税込1628円)を、ロワジャパン(バッテリーバンク)で買いました。 互換とは言うものの、このバッテリーは、1500mAh、5.55Whなので、純正品(1700mAh、6.29Wh)よりも、容量が少ないようです。FREETEL Priori2 というスマートフォン用のバッテリーのようですが、販売元サイトの商品詳細では、KATANA01 にも対応となっていますから、使えないわけではないようです。 実際に使ってみると、問題なく作動しています。 Windows Phone は全然売れなくて、開発元のマイクロソフトが撤退し、サービスを終了しています。しかし、カメラと電話の付いた電子手帳としては、まだ十分に使えます。 電話は通話録音ができます。ローカルの(つまり、端末内に保存された)HTMLファイルをIEで開くこともできます。画像は表示され、リンクも機能します(SIMフリー docomo Galaxy A21 SC-42A レッド参照)。 この製品は、いわゆる格安スマホと比べて、しっかりした作りとなっています。タッチパネルの反応もストレスのないレベルです。裏蓋を外せば、簡単にmicroSDカードを取り出せます。個人情報をmicroSDカードに保存しておき、必要なときだけ挿入するようにすれば、安全です。常に機内モードにしておけば、ガードはより堅くなります。
2016年1月でソフトバンク携帯電話の契約期間(いわゆる2年しばり)が更新されるので、それを機会にソフトバンクの契約を解約し、FREETEL と契約することにしました。 FREETEL のサイトを見ると、Windows 10 Mobile (KATANA01)を税込13,824円で売っています。サイトの説明では「パソコンとシームレスに繋がる」となっています。ネット上では、MS幹部、Windows 10 Mobile上で「Win32アプリ」が利用可能になることを示唆という情報もあります。 「これは、デスクトップPCの入力端末として使えそうだ」と、思わず衝動買いしてしまいました(音声通話付の基本料金は999円ですから、ソフトバンク携帯電話とさほど変わりません。ただし、データ通信もでき2年間のしばりがないことは利点です。使った分だけ安心プラン月額基本料金 )。 しかし、Windows 10 Mobile がデスクトップパソコンのWindowsと同じように使えるかのような表現は、嘘とまではいえないものの明らかな誇張です。 タブレットPC用のWindows 10 (ネット通販/Cube I10 Dual Boot Tablet PC 10.6")は、デスクトップ用Windows 10 と同様に使えます。デスクトップ用のソフトは、タブレットPC用のWindows 10 にインストールできます。キーボード付き(日本語入力も可能)でUSBマウスも接続できますから、ノートパソコンと遜色はありません。 しかし、Windows 10 Mobile には、デスクトップ用のソフトは、インストールできません。Word、Excel、PowerPoint などのOfficeソフトウェアは、インストールされているので、microsohftアカウントを登録すれば使えます。また、Microsoft ストア からWindows Phone 用アプリをインストールすることはできます。さらに、「Continuum」を使い、端末をPCのモニターに接続すれば「PC向けアプリのように動作する」ということですが(MS、「Continuum」のデモを披露--あらゆるスマホをPC化する「Windows 10」向けツール)、それぐらいなら、最初からデスクトップPCを使えばよいでしょう。 スマホは画面も小さく、キーボードやマウスも使えないので、デスクトップPCに比べて、機能性、操作性において大きく劣ります。したがって、デスクトップ用Windows 10 と同様に使うというのは、そもそも無理な話だと思います。 結局、機能的には、Windows 10 Mobile は、Androidとさほど変わらないと思います。
起動できなくなったので廃棄しました。マイクロソフトも、スマートフォンから撤退するようです。
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